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​名古屋ラスト公演

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2024年8月6日

​広島平和公園に一人の老人が立っている。

86歳になった漫画「はだしのゲン」の主人公中岡ゲンである。

79年前の原爆投下の惨状の中、

ゲンは、母とピカの日に生まれた妹のために

食糧と住まいを求め、

被爆した画家志望の青年に生きる希望を与え、

​今日も広島の町をたくましく走りつづける。

脚色 鹿目由紀 ミュージカル「はだしのゲン」より

上演台本 三樹 健

演出 ふじたあさや

音楽 渋川卓思

音響 加藤久直

照明 加藤敦雄

企画 森 釗

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2018年9月初演からゲンをつとめてまいりました もりつとむが満88歳を越しますので2024年度をもってこの上演を終えることにいたします。

8月6日(火)19:00
          7日(水)14:00
(開場は開演の30分前)

愛知県芸術劇場小ホール

名古屋市東区東桜一丁目13番2号 地下1階

地下鉄東山線・名城戦「栄」駅、または名鉄瀬戸線「栄町」下車、東へ徒歩2​分(オアシス21から地下連絡通路または2F連絡通路経由)

料金

一般    3,000円

高校生以下  1,500円

チケット販売

●俳優館TEL 052-203-8721(10:00〜18:00) hyc.ticket@gmail.com

●名古屋市文化振興事業団チケットガイド(ナディアパーク8階)

TEL 052-249-9387(平日9:00〜17:00)

●芸文プレイガイド(愛知県芸術劇場地下2階)

TEL052-972-0430

(火曜定休日、平日10:00〜19:00・土日祝10:00〜18:00)

●ローソン全店(Lコード:41699)

https://l-tike.com/oder/?gLcode=41699

●Confetti(カンフェティ)

http://confetti-web.com/hadashinogen_hiyoucan

●カルテット・オンライン

https://www.quartet-online.net/ticket/

オンライン予約はこちら

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​一人語り「はだしのゲン」が描くもの

 1945年昭和20年、敗戦間際のゲンの家族、空襲におびえ食糧難で空腹の日々を過ごすゲンたち子ども。そんな中でも子どもたちは元気に町中を走り回っていた。

​ 8月6日ヒロシマに原爆が投下された。一瞬の閃光とともに焦士と化しおびただしい人命が葬り去られた。ゲンの一家も父、姉、弟が家屋と共に焼け死んだ。​辛うじてゲンと母が生き残った。その直後身重の母は女の子を出産した。その新しいいのちを育てようとするゲンと母の姿。その生と死を見つめてゲンは食糧を求め住処を求めて奮闘する。

 住めなくなった広島を離れるが行った先も安住できるところではなかった。

 ゲンは、生まれたばかりの妹のため、母の助けをしたいと自ら「仕事をください」と町に立ち、1日3円で被爆した画家志望の世話をすることになった。何事にも前向きなゲンは、全身包帯だらけの政ニに親身の世話をし、生きる希望を持つまでに手助けする。しかし原爆症は政ニのいのちを奪い、のみならずかわいがっていた妹の友子のいのちさえ奪ってしまった。

​ わたしは、少年ゲンのたくましさの原動力。まわりへの思いやり、新しいいのちに必死に向き合う姿。原爆に対する怒り、戦争でなく平和の尊さ。踏まれても踏まれてもたくましく生きるゲンの姿を描きたいと思います。

2018年より語り続けてきた もりつとむの「はだしのゲン」

名古屋ラスト公演です

​この機会をお見逃しなく

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